突然のケガや病気、それに伴う障がい、長期の治療や療養、高齢に伴う問題のほか、家庭内の問題を抱えて不安な気持ちになることがあります。それに立ち向かい、生活していくことは大変なことです。相談することもできずに一人で抱えている方もいるかもしれません。 医療費・生活・社会復帰・福祉制度の活用、医療に対する思い、ご家族の抱える思いや不安なことなど、対象者とそのご家族とともに、よりよい解決方法を見つけるお手伝いをします。そして、安心して生活できるように一緒に考えていく仕事をしています。 医療ソーシャルワーカーは、愛知県内の保険医療機関ならびに併設する地域包括支援センターと居宅介護支援事業所、介護老人保健施設、医師会、保健所等で働いており、それぞれの対象となる方々のソーシャルワーク援助を行っています。また、対象者の方を直接支援するだけでなく、関係機関との連携をコーディネートするなどの役割を愛知県内各地で担い、活動しています。 *厚生労働省保健局長通知 平成14年11月29日健康発第1129001号 「医療ソーシャルワーカ業務指針」参照
「医療費や生活費の支払いが心配」 「社会保障制度の利用ができないか知りたい」 「介護保険制度の利用ができないか知りたい」 「障害が残った、介護が必要になった、がどうしたらいいか」 「退院後の療養先をどうしたらよいか困っている」 「在宅療養をする場合の支援について知りたい」 「家庭内の問題があり、困っている」 「医師や看護師など医療スタッフとの関係性に困っている」 「患者会や家族会のことを知りたい」 医療ソーシャルワーカーは、このような問題のご相談に応じ、必要な場合、病院や施設のスタッフ、地域の医療機関、保健機関、福祉機関などと連携し、安心して生活が続けられるように、お手伝いします。